私が所属する東日本第一営業課では、自動車の足回りやエンジンなどで使われる部品を熱処理する設備をお客様に提案しています。既存のお取引先の部品メーカーが主な顧客です。普段は製品の提案営業のほか、納入予定の設備の仕様や設備修理の打ち合わせ、修理や新規納入の立ち会いでお客様のもとへ訪問しています。
担当する大型設備は新規納入が年2回程度と少なく、金額は１台数億円と大きいため、数を回れば良いわけではないのが一般的な営業の仕事と大きく違うところだと思います。

製品カタログはあるものの、実際に製造するものはオーダーメイド品がほとんどです。お客様はもちろん、社内の技術・製造の現場担当者とも対話を重ねながら造り上げ、納入に至ります。予算ありきで受注が決まる場合が多いので、競合他社より高い機能性を強調しつつ、予算の範囲内で相手の要望にいかに応えられるかが勝負どころであり、やりがいの大きさを感じるところですね。
お客様、現場、関わるすべての人たちの要望を聞き取り、把握しなくてはならないので、この仕事で重要なのはコミュニケーション能力だと思います。仕事で必要な知識は入社してから勉強すれば良いですし、明るく気さくな人ばかりなのでどんなことも相談しやすい職場環境です。当社は水素をはじめ、環境商材も実績が豊富です。これからは、お客様、そして時代のニーズに合う脱炭素社会の実現に貢献できる新しい取組み・提案にぜひ一緒にチャレンジしましょう！